エチオピア

エチオピア北東部のハダル村周辺に広がる地域である。1974年、米仏の研究チームによって、アウストラロピテクス・アファレンシス・ルーシーの化石人骨が発見された。アウストラロピテクス・アファレンシスは、約300万年前の最古の人類であり、人類の起源を研究する貴重な手がかりである。

16世紀にハラールの長であったヌール・イブン・ムジャヒドによって建てられた。現地の言葉では “J Obligationol “として知られている。この義務Jが働いていた時代には、壁に設置された5つの扉から出入りすることが許されていた。この壮麗な建造物は今日でも街のシンボルとなっている。

17世紀から18世紀にかけてエチオピアの首都として栄えた都市で、アフリカの「カメルロ」とも呼ばれる。ゴンダールには、ファシリダス皇帝とその後継者たちが暮らした王宮群があり、高さ900mの城壁上には「驚異の城」と呼ばれるヨーロッパ風の城がある。その他、18世紀に建てられたラス・ベイト宮殿、崩壊したクスクム宮殿にあるファシリダス帝の浴場、天井の隅から隅まで80体の天使が描かれたデブレス・ベルジャール・セラチェ教会などがある。ソロモンの首都ゴンダルは、1979年に「ゴンダール地方のファジル・ゲヴィ」としてユネスコの世界遺産に登録された。

エチオピア北部にある3000メートル級の山々が連なる自然公園である。国立公園の隣には、エチオピア最高峰とされるラス・ダッシェン山（標高4620メートル）がある。北と東に広く伸びる断層の長さは約60km。また、周囲の台地は1000メートル級の深い峡谷に分断されており、谷を越えるのに2日以上かかる。この地域には、エチオピア固有種のワリア・アイベックス、セミエン・レッド・ウルフ、ゲラダヒヒ、ハマデュラスヒヒ、クリプス・クリンガー、ブッシュ・バッハなどが生息している。一番上を見れば、空に舞うラマゲイヤー、オウガーコンドル。鈴ツバメ、チョウゲンボウ（ハヤブサ）などの姿もある。セミエン国立公園は1978年にユネスコの世界遺産に登録された。

エチオピア南西部のタルカナ湖に注ぐオモ川に隣接する、エチオピア最大の野生動物保護公園である。総面積は4068平方キロメートルで、大型のアンテロープ、オリックス、シマウマ・バーチェル、ラーウェル・レイヨ、バッファロー、アフリカン・ライトニング、クドゥなどの野生動物、アンテロープやバッファロー、キリン、ゾウ、ライオンが生息している。 チーターの姿は森を自由に駆け巡る野生の王国である。

さらに、温泉パイプ。オモ川下流域に広がるこの地域は、1980年にユネスコの世界遺産に登録された。